トッテナム・ホットスパーのイングランド代表FWハリー・ケインは、プレミアリーグ第28節チェルシー戦でスペイン代表DFセサル・アスピリクエタに頭突きをした疑いが浮上。FAの調査結果次第では3試合の出場停止の可能性があるようだ。
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問題のシーンはスコアレスで迎えた20分過ぎ、トッテナムのイングランド代表DFキーラン・トリッピアーの治療の為チェルシーがボールを外に出し、再開時にトッテナムがチェルシー側にボールを返す。ダビド・ルイスが受けてウィリー・カバジェロにバックパスを送ると、ケインがボールを奪いに猛ダッシュ。この行為がスポーツマンシップに反するとアスピリクエタが近寄ると、興奮したケインが頭で小突いたような様子が映像に映し出された。
試合中はケインにカードが提示されるようなことはなかったが、主審を務めたアンドレ・マーリナー氏がFAに申請して暴力行為と判断されれば、ケインは3試合の出場停止処分に。次節にアーセナルとの“ノースロンドン・ダービー”を控えているトッテナムにとって、ケインの欠場は何としても避けたいところだ。