沢村一樹がアガサ・クリスティ作品第4弾「予告殺人」で大地真央と共演!

テレビ朝日系では今春、ドラマスペシャル「アガサ・クリスティ『予告殺人』」(放送日未定)を放送することに決まった。同作はアガサ・クリスティ作品をおくるシリーズの第4弾で、過去にも同シリーズで警視庁捜査一課・特別捜査係の相国寺竜也役を演じた沢村一樹が主演を務める。そして、本シリーズに出演経験がある大地真央が、相国寺と対峙(たいじ)する黒岩怜里(通称・レーリィ)役を演じる。

物語は、ある朝、新聞の広告欄に「殺人のお知らせ」が掲載され、その予告通りの日時と場所で殺人が起きたことから始まる。「誰が、何の目的で殺人を予告したのか?」「犯人はいったい誰なのか?」。アガサ・クリスティならではの緻密に練られたトリックと息もつかせぬ展開が描かれる。

“予告された殺人事件”の謎に挑む相国寺を演じる沢村は「まさかこの相国寺というキャラクターで三つめのアガサ・クリスティをやらせていただけるとは思ってもいなかったので、今回の『予告殺人』のお話をいただいた時はうれしかったですし、とても光栄に思っています」と喜びのコメント。

また、共演の大地については「大地さんの持っている、どこか浮世離れした雰囲気ってアガサ・クリスティの作品にとてもマッチしていると思うんです。今回、大地さんが演じられているレーリィという女性も、ちょっとおちゃめでかわいらしくて、だけど奥にはまた別の厳かな顔を持っていて…。今となっては大地さん以外には考えられない役どころだと思います」と絶賛した。

その大地が演じる、殺人を予告される“小径の館”の美しき当主・怜里(レーリィ)は、面倒見がよく愛情深い女性。一方で、殺人予告に動じることもなく、逆に面白がるようなそぶりで、予告の時間にパーティーを開催するような人物だ。大地はレーリィについて、「ある意味ずっと何かを“演じながら”生きている、少し切なさを感じさせる女性」と表現し、「彼女が抱えた運命、そう生きざるを得なかったレーリィの悲しさを皆さんにも受け止めていただけたら」と話している。

また、沢村については「すごく周りに気を使われる方ですし、あの笑顔で現場を盛り上げてくださる細やかな方。相国寺というキャラクターも面白いですよね(笑)。あのカチッとした相国寺の雰囲気につられないようにしようと心掛けながらお芝居をしました」と沢村に絶大の信頼を寄せている。

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