あおり運転の末、暴行か 胸ぐらつかんだ暴力団幹部を逮捕

 前方を走っていた乗用車の男性運転手の胸ぐらをつかんだとして、旭署は28日、暴行の疑いで、横浜市旭区今宿西町、指定暴力団稲川会系幹部で無職の男(47)を逮捕した。署は、同容疑者が乗用車に対して「あおり運転」をした末に暴行を加えた可能性もあるとみて、経緯を詳しく調べる。

 逮捕容疑は、昨年12月6日午前4時40分ごろ、同区都岡町の県道で、信号待ちで停車していた乗用車の男性(21)の胸ぐらを窓越しにつかむなどした、としている。

 署によると、「口論になったが手は出していない」と容疑を否認している。男性は調べに対し、直前に同容疑者の乗用車に車間距離を詰められたり、ハイビームを照射されたりしたと説明しているといい、署が確認を進めている。

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