新入社員が今から知っておくべきビジネスマナーとは
あと1ヶ月もすれば、新生活の始まる4月です。
各社で入社式や、部署移動のある季節ですよね。新しい会社や部署で良い人間関係を構築していくためには、周りから好印象を持ってもらうことが欠かせません。
好印象を持ってもらうことで、わからないことを聞いたときに教えてもらえたり、困ったときには多くのサポートをしてもらえたりするのです。
そこで今回は、愛される新入社員になるために知っておくべきマナーを2つお伝えします。部署移動した方も使えるテクニックなので必見です。
笑顔でのコミュニケーションは新入社員が愛される基本
イメージしてみてください。
『たまにミスをしてしまうこともあるけれど、いつも笑顔で、積極的に周りとコミュニケーションを取る頑張り屋さん』と『仕事がすごくデキるけれど、あまり周りとコミュニケーションを取ろうとしない仏頂面さん』。
先輩としてどちらが応援したくなるでしょうか。
いつも笑顔で感じの良い子が、ミスを挽回しようと一生懸命頑張っている姿を見かけると、なんだか手を貸してあげたくなりますよね。
もちろんミスをしないに越したことはありません。
しかし、普段から笑顔で周りとコミュニケーションを取り、信頼関係が築けていると、周りからフォローしてもらうこともでき、結果的に早く成長することができるのです。
実は、筆者は「仕事ができれば、誰にも怒られたりしないだろう」と『仕事がデキるキャラ』で過ごそうと、心に決めていたのです。
結果、先輩から「あなたとは仕事がしにくい」と言われ、ものの1ヶ月で『感じの良いキャラ』にキャラ変することに。もともと仕事ができるタイプではないので、初めのキャラ設定に無理があったのですが……。新人としてどう振る舞うべきか、方向性を間違えてしまっていました。
初めにイメージしていただいた2人の新人さん。
どちらが愛されるか、その結果については、筆者で実証済みということがお分かりいただけたと思います。
新入社員が身につけるべきは清潔感
好印象を持ってもらうためになくてはならないもの。それは 『清潔感』です。気をつけないと、ほんの些細なことでも「清潔感がないな」と思われてしまうことがあるのです。
筆者はCA時代、前髪のスタイリングには特に気を付けていました。前髪は、その人の印象を左右します。CAは前髪を横に流して固めますが、その前髪が割れてしまうと、途端に清潔感が失われてしまいます。
CAのように前髪を固めなくてはいけない職業は少ないかもしれませんが、前髪に付けるスタイリング剤の量には気を付けて、オイリーにならないようにしてくださいね。
メイクや髪形も、印象を左右する重要な要素です。
社会人として、メイクをすることはマナーの一つですが、厚すぎるファンデーションは控えましょう。
ベースメイクは透明感を重視し、リップもピンクやベージュなどのナチュラルメイクがオフィスでの正解と言えるでしょう。
新社会人になる方は、就職活動の時に、髪を黒く染めたという方も多いのではないでしょうか。
入社に向けて、真っ黒とまでは言いませんが、こげ茶(ヘアカラーのトーン6から7)くらいにして、周りの様子を見てみるのが良いでしょう。
新入社員の愛される秘訣はコミュニケーションと清潔感
清潔感のある身だしなみに整え、笑顔で積極的に周りの方とコミュニケーションを取ること。
この2つを実践して好印象を持ってもらうことが、愛される新入社員になるための秘訣だといえます。
新入社員に限らず、新しい環境に飛び込むという方も、ぜひ実践してみてください。