有効求人倍率 長崎県内1.23倍 高水準維持

 長崎労働局が1日に発表した1月の県内有効求人倍率(季節調整値)は、前月比0.03ポイント減の1.23倍で高水準を維持した。厚生労働省が毎年2月に実施している過去の季節調整値の見直しに伴い、1.2倍台は16カ月連続となった。
 有効求人数(季節調整値)は前月比1.9%減の2万8469人。有効求職者数(同)は同0.5%増の2万3233人だった。
 新規求人数(原数値)は前年同月比0.4%減の1万1332人で、3カ月連続で減少。産業別では、前年に大量求人があった反動で、労働者派遣業など、その他のサービス業や卸売・小売業などで減少した。一方、佐世保で施設の新規開設などがあった医療・福祉は1.7%増えた。新規求職者数(同)は同5.5%増の6809人で、3カ月ぶりに増加した。

安定所別有効求人倍率

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