バルセロナとのエル・クラシコに連敗したレアル・マドリー。リーガでは宿敵との勝点差が12ポイントにまで開いてしまった。
ここでは、『sportskeeda』による「この夏にレアルを退団するかもしれない3人の選手」を見てみよう。
【関連記事】 今季のレアル・マドリー、最も残念な5名のスター選手
ケイロル・ナバス
CL3連覇に貢献した守護神は、ティボー・クルトワの加入によってベンチで過ごすことが多くなっている。ベルギー人GKの獲得によって、クラブが将来のことを考えていたことも明らかになった。
フレン・ロペテギ前監督のもとでは両者はほぼ同等のチャンスを得ていたものの、サンティアゴ・ソラーリ体制でのナバスはバックアッパーかつカップ戦要員になっている。
本人も現状について「CL3連覇したのにプレーできない立場になってしまった」と吐露した。
レアルはコパ・デル・レイで敗退してしまったことから、すでに彼のラストゲームは終わったとも。アーセナルやユヴェントスが関心を示しているとされているが…。
イスコ
今のレアルにおいて彼は最も才能ある選手のひとりかもしれない。だが、チーム内での役目はかなり下がってしまった。
その技術は天下一品だが、現状のままでは来季もさほどプレータイムは得られないだろう。
ハメス・ロドリゲスやマテオ・コヴァチッチとの熾烈なポジション争いのなかで、世界最高レベルの才能があることを見せつけてきたイスコ。
だが、フレン・ロペテギに代わってサンティアゴ・ソラーリが監督に指名されると、その立場は微妙なものに。その原因は両者のいさかいにあるとも。
彼はベンチではなくピッチ上にいるべき選手だ。もしこの状況が解決されなければ、ベルナベウはお気に入り選手を失うことになるだろう。
マンチェスター・シティやユヴェントスが興味を示しているというが…。
ギャレス・ベイル
クリスティアーノ・ロナウドの退団によって、ベイルは攻撃陣を牽引することが期待されていた。だが、彼はそうできずにいる。
ベルナベウにやって来てから5年が経つものの、マドリディスタはまだ彼のベストを見ていない。加入1年目はよかったが、そこから飛躍することはなかった。
ロナウドがいなくなって結束するかに思われた今季も序盤はよかったもののそこから降下してしまった。
昨年のCL決勝のヒーローはルーカス・バスケスやヴィニシウス・ジュニオールよりも序列が下がっている。また、クルトワがマルセロが言及したように、ピッチ外でのチームメイトとの関係も微妙なようだ。
フロレンティーノ・ペレス会長の我慢も限界にきているとされている。今夏、銀河系選手を獲得するために、ベイルは売却されるかもしれない。