アーセナルは2日にトッテナムとのノース・ロンドン・ダービーを戦い、1-1で引き分けた。ダービーらしい熱いバトルだったが、左サイドでキーラン・トリッピアーとのバトルを制していたのがアーセナルMFアレックス・イウォビだ。
左サイドで先発したイウォビは、自慢のドリブルを活かしてチームに貢献。トリッピアーがドリブルの処理に苦労するシーンもあり、指揮官ウナイ・エメリが辛抱強くイウォビを起用し続けている理由も分かってくるパフォーマンスだったのではないか。
英『TalkSport』によると、サポーターからもイウォビを評価する声が出ているという。イウォビはまだ22歳と若く、このまま成長すればトップレベルのアタッカーになる可能性があると考えられているのだ。
「イウォビはムバッペのようになれる。ハードワークすべきだ」
「イウォビの動きはナイジェリアのメッシのようだ」
「イウォビは本当に成熟した」
課題があるとするなら得点力か。今季もリーグ戦には26試合出場し、3得点5アシストだ。スピードを活かしたドリブルは魅力だが、それだけでトップレベルと評価するのは難しい。それこそ今回挙げられたパリ・サンジェルマンFWキリアン・ムバッペはすでにリーグ戦で24得点を記録して得点王レースを快走している。
もちろんイウォビとムバッペではタイプも異なるが、イウォビが二桁得点を記録できるようになればサポーターも文句はないだろう。ポテンシャルは高いだけに、あとはフィニッシュの部分を伸ばすだけだ。