プレミアリーグの一つ下のディビジョンに当たるフットボールリーグ・チャンピオンシップ(2部)アストン・ヴィラ対ダービー・カウンティの試合で、センセーショナルなゴールが生まれた。
3日に行われたフットボールリーグ・チャンピオンシップ第35節、アストン・ヴィラ対ダービー・カウンティの試合でアストン・ヴィラMFジャック・グリーリッシュがセンセーショナルなゴールを決めた。
前半ロスタイム、3-0で大きくリードを広げていたホームチームはアイルランド代表MFケヴィン・ウィーランのコーナーキックから更に1点を追加する。
右足で送られたストレートボールはピンポイントでぽっかりと空いていたグリーリッシュのもとへ。
するとこの試合が復帰戦でもあった背番号10を背負うチームのエースは、ダイレクトで右足を振りぬきゴールへと突き刺した。
これには相手GKスコット・カーソンも反応できず、ボールをただ見送ることしかできなかった。
試合後この見事なゴールはすぐに話題に。なお試合はそのまま4-0でアストンヴィラが勝利を飾っている。
ジャック・グリーリッシュはイングランド・バーミンガム出身の23歳。6歳の頃アストンヴィラへと加入してから今もなおプレーを続けるクラブ生え抜きの選手だ。
ボールを効果的にコントロールするためにソックスを下げ、子供用のすね当てを着けてプレーをするいわゆる「ルーズ履き」スタイルの若者は、ウインガー、攻撃的MFとしてプレーすることが多く、大きな特徴はなんといっても相手を抜き去る華麗なドリブルだ。しかしその一方で常に激しいコンタクトが存在するイングランドでは危険なタックルでファウルを受けることも少ない。
この冬もビッグクラブへの移籍の噂があったが、チームに残留を果たしている。