ロシアワールドカップでベスト8敗退に終わってから、パリ・サンジェルマンに所属するブラジル代表FWネイマールの評価は怪しいものとなってきている。ワールドカップで満足なプレイを見せられなかったこともあるが、この大会以降はパリ・サンジェルマンのチームメイトであるフランス代表FWキリアン・ムバッペの方が高い評価を受けるようになっている。すでに序列は逆転したと言ってもいいかもしれない。
現在も負傷で離脱しており、パリ・サンジェルマンでも重要な存在になっているのはムバッペの方だ。リオネル・メッシ、クリスティアーノ・ロナウドの領域に近づいているのはムバッペの方と言えよう。
そんなネイマールを元ブラジル代表のジョゼ・フェレイラ・ネト氏が批判している。ブラジル『Esporte Interativo』によると、同氏はネイマールがまだまだメッシやロナウドには届かないと感じており、プロとしての姿勢に疑問を抱いている。
「ネイマールは世界最高の選手の1人だが、メッシのレアル・マドリードやセビージャ相手のプレイを見たか？ロナウドが33歳でユヴェントスでプレイしているのは？彼はイタリアでトップスコアラーだ。ネイマールは選手ではない。彼はセレブで甘やかされたやつだ。彼について話すことは父親が怒るからできない。勇気を持っているのは私や元選手のカーザグランデくらいだ」
同氏はロシアワールドカップでもネイマールのパフォーマンスが原因で負けたと考えているようで、評価はかなり厳しい。このままムバッペが成長を続ければパリ・サンジェルマンでも王様の座を失う恐れがあり、バロンドールはさらに遠い目標となる。ここが踏ん張り時だが、ネイマールは評価を取り戻せるか。
