前回王者として臨んだ昨夏のワールドカップでまさかのグループステージ敗退となったドイツ代表。
そうした中、DFB(ドイツサッカー連盟)は、ヨアヒム・レーフ監督がFWトーマス・ミュラー(29歳)、DFマッツ・フメルス(30歳)、DFジェローム・ボアテング(30歳)に構想外を言い渡したと伝えた。
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バイエルン・ミュンヘンに所属する3人は2014年のワールドカップ優勝に貢献するなど代表の主力としてプレーしてきた。今月末に行われる2019年の初戦を前に指揮官はこう述べたとのこと。
ヨアヒム・レーフ(ドイツ代表監督)
「2019年はドイツ代表にとって新しい始まりになる。
選手、そしてバイエルン首脳部に私の決断を説明することは個人的に重要なことだった」
「今こそ未来への道を切り開く時だ。我々は代表に目新しさを与えたい。
これが正しいステップだと確信している。
EURO2020の予選が始まろうとしているなか、新たなスタートになるということをはっきりさせておきたかった。
これからやってくる若手たちには成長すべき余地があるだろう。責任を引き受けるのは彼ら次第だ」
一方、構想外を伝えられたボアテングはSNSを更新し、自身の思いを綴った。要約するとこんな感じ。
ジェローム・ボアテング
「監督から自分が代表では続けられないことを伝えられた。
彼は若手に舞台を提供したがっている。特に今後のトーナメントを見据えて。
悲しかった。我が国を代表することが自分にとってずっと最も大きなことだったからね。
それでも、新たな道筋をリスペクトしているし、監督の決断を理解している。
かつて僕自身も若かったし、自分の場所を築くために年上の選手たちを当てにした。
個人的には、自分は最高レベルでプレーし続けられるし、今後もそれができると確信している。
代表での時間については、これからもずっと大きな喜びとともに振り返るだろう。
代表チームのユニフォームを着ることは常に最高の誇りだった。特に2014年夏(のW杯優勝)は一生忘れない。
これからの代表の幸運を願っているよ!」