バルサ”史上最高級”のヒット! 1200万ユーロで見つけたパーフェクトGK

バルセロナのテア・シュテーゲン photo/Getty Images

ウスマン・デンベレやアルトゥール・メロなど、近年もバルセロナはいくつかヒット補強を飛ばしている。しかし、彼らよりも注目すべき選手がいるのではないか。

英『Evening Standard』が絶賛したのはGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンだ。バルセロナのGKには足下の技術も求められるが、テア・シュテーゲンはその能力を高いレベルで備えている。ジョゼップ・グアルディオラ時代にはビクトール・バルデスがこの役割を務めていたが、クラウディオ・ブラーボ、そしてテア・シュテーゲンと比較的スムーズにバトンタッチできたのは幸運だったと言えよう。バルセロナに合うGKを見つけるのは簡単なことではない。

また、テア・シュテーゲンはセービングの面でも安定感が増している。先日のレアル・マドリードとの2連戦はどちらも無失点で終えたが、テア・シュテーゲンの存在も大きかった。明らかに成長しており、今ではドイツ代表の守護神をマヌエル・ノイアーと争えるレベルにある。

しかも26歳とまだ若く、同メディアは上手くいけば10年後もバルセロナのゴールを守れるのではないかと伝えている。そのテア・シュテーゲン獲得に費やした金額は1200万ユーロとお得で、価格と実力と将来性を考えればクラブ史に残る大ヒット補強と言えるのではないだろうか。少なくとも5、6年は守護神探しに困ることはないはずで、バルセロナが2014年にボルシアMGからテア・シュテーゲンを引き抜いたのは大正解だった。

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