ツクシ 春の訪れ告げる きょう啓蟄

 6日は二十四節気の一つ、「啓蟄(けいちつ)」。冬ごもりしていた虫が春の暖かさを感じ、地上に出てくる頃とされる。
 長崎地方気象台によると、長崎県内は5日、高気圧に覆われ、最高気温は西海市18.0度、佐世保市17.6度、長崎市17.4度になるなど、ほぼ4月上旬並みの陽気となった。
 長崎市四杖町のあぐりの丘では、地面から顔を出したツクシが春の訪れを告げていた。初めてツクシを見たという西彼長与町の中野福来(ふく)ちゃん(5)は「外で遊ぶのが好き」と顔をほころばせた。

地面から顔を出したツクシ=長崎市、あぐりの丘

© 株式会社長崎新聞社