ヒロシ氏やカジサック氏といった成功例もあり、芸能人のYouTuberデビューが後を絶たない。
このような芸能人YouTuberとしての動画配信に活路を求め、新たに名を連ねることになったのは、モデルでタレントの藤田ニコル氏。
「テレビの人間がゾロゾロとYouTubeくるのなんなの」といった芸能人YouTuberに対する批判意見が多いことを知りつつ藤田氏は、「YouTuberの方もテレビや雑誌でてるからウィンウィンな関係な時代だと思う！とふと！」「私は単純にファンの子にメイクなりなんなり詳しく教える事ができて嬉しい」と公式Twitterアカウントよりツイート。
もちろん様々な意見が寄せられることとなっているのだが...。
藤田氏に続いてYouTuberデビューが大きな話題となってしまったのは、なんと昨年日本ボクシング連盟の会長を騒動より辞任したばかりの山根明終身会長。
1本目の投稿動画では早速日本ボクシング連盟からの除名は「Sの逆恨みから始まったこと」「辞任している人間に対して、一般市民に対して何故、除名するんですか？」「今の連盟は怖いんだよと、全国に威圧と脅し、脅迫してるのと一緒」と不快感をあらわに。
また、1700万円横領疑惑に関しては「全国の一般市民にも分かるように証拠を出して欲しい」とした。
そして、「今後はYouTubeで活動していくのですか」とのテロップの後には以下のように回答。
「テレビの取材があってもね、生放送やったら流せるんですけど、それを条件でこの問題に関してハッキリこれ（山根会長の主張）を出してくださいねと約束をしても、流さずにしてね、面白半分でね、風呂に入ってるヤツとかを流したり、人をおちょくったり。笑い事で人を批判してるね。もう、そういうことがあるんでね。だから今、自分で腹を決めてね、今日この一つの出発点にしました」
上記のように今後のYouTuber活動にも含みをもたせ、さらに「オファーがあればバラエティ番組にも出ます」「昔は見なかったけど最近は見る」「お笑い番組も勉強の意味で見てる」「たけしさんの番組はほとんど見てますね」「さんまさんの番組もよく見るようにしてます。勉強の意味に於いて」と、昨年10月に出した「芸能人転身」についてもまだまだ継続中であることを語り、続く動画ではユーモラスなハズキルーペCMのパロディなどにも挑戦している。
一連の流れを見る限り今後も芸能人や時の人がYouTuberデビューという騒動は後を絶たない状況が続くと考えられる。
編集や主張も自由に本人サイドで調整できるインターネット動画に、芸能人の活路と広告費が流れ行く昨今、テレビ業界は起死回生の策を打ち出すことが出来るのだろうか。
ただ......最近のYouTubeはテレビよりもルールが厳しくなってきていることにご用心。（文◎編集部）
