伊東家家宝の日本刀 “帰郷” 所有者家族招き返還式

返還された日本刀を持つ伊東さん(中央)、短刀を贈られたサムさん(左から2人目)、仲介役の矢野さん(同3人目)とそれぞれの家族

 太平洋戦争後、日南市から米国に渡ったとみられる飫肥藩ゆかりの日本刀が、約70年の時を経て同市に戻ってきた。米ミネソタ州の米国人が所有していたもので、藩主の遠戚で家老格だった伊東家にまつわる日本刀と判明。千葉県在住の男性の仲介により、米国人所有者から伊東家の子孫へ無償返還が実現した。

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