フードバンクへ食料2トン寄贈 食品ロス削減、ユーコープ

フードバンクへ食料寄贈(イメージ)

 生活協同組合ユーコープ(横浜市中区)は、今年1月の1カ月間で約2トンの食品をフードバンクかながわ(同市金沢区)へ寄贈した。同生協が昨年から県内で実施している、家庭や企業で賞味期限が迫ったり余ったりした食品を持ち寄って必要とする人たちに提供する「フードドライブ」の取り組み。

 同生協は、地域貢献と食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」削減を目指してフードドライブに取り組み、中元と歳暮で家庭に食品が余ることが想定される夏と冬の年2回行っている。

 3回目となる今回は、県内63店舗で実施され、組合員が持ち寄った賞味期限が2カ月以上残っている未開封の食品や、売り物にならない外装袋が破れた米などを寄贈した。

 同生協は「今後も組合員や職員が地域課題に関心を持ち、食品ロス削減に取り組む」とした。

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