長崎県内各地で撮影を楽しむコスプレイベント「キャラめるPOP NAGASAKI2」が、9日始まった。10日まで長崎市の観光名所などでの撮影会を開く。初日はJR佐世保駅に撮影用の列車が用意され、コスプレーヤー(レイヤー)が思い思いのポーズで写真に納まっていた。
十八銀行系のシンクタンク、長崎経済研究所主催、長崎新聞社など共催。サブカルチャーを通じて長崎の魅力を発信し、外国人観光客を呼び込む狙いがある。観光庁の助成事業で、昨年9月に続く第2弾。
佐世保駅には県内外から、レイヤー33人を含む60人が集まった。JR九州の協力で、ホームには、クリーム色の車体に朱色のラインが入った、国鉄カラーの列車を用意。アニメやゲームのキャラクターに扮(ふん)したレイヤーが、車内やホームで撮影を楽しんだ。
その後、長崎行きの臨時列車「キャラめるPOP号」に全員が乗り込んだ。途中ハウステンボス駅で撮影会を開き、車内での撮影も楽しんだ。
初参加したという長崎市の女子大生(19)は「初めてでも参加しやすいイベント。長崎でも定期的に開いてほしい」と語った。
この日はほかに、長崎市内で声優のトークショーやパーティーを開催。10日は長崎電気軌道の浦上車庫や孔子廟(びょう)などで撮影会を開く。貸し切り路面電車の運行や帆船の観光丸による長崎港クルーズもある。
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