バルサ”7番”背負う男の苦戦続く…… ここ4ヶ月はリーグ戦で1アシストのみ

バルセロナのコウチーニョ photo/Getty Images

バルセロナがリーグ戦、スペイン国王杯、チャンピオンズリーグの3冠を果たすには選手全員の働きが必要なのだが、MFフィリペ・コウチーニョがなかなか上がってこない。9日にはリーグ戦でラージョ・バジェカーノを3-1で撃破したが、このゲームでもコウチーニョに当たりはなかった。

スペイン『as』も苦しい状況が続いていると取り上げているが、コウチーニョがリーグ戦で最後に得点を決めたのは昨年10月28日のレアル・マドリード戦だ。クラシコで得点を決めて以降、リーグ戦では1本のアシストを決めたのみ。4ヶ月もの間ゴールがないことになる。コウチーニョには総額1億6000万ユーロとされる移籍金がかかっているだけに、さすがに今のパフォーマンスは受け入れられないだろう。

サポーターからも不満の声が挙がっているようで、チームメイトのジェラール・ピケもサポーターの声を受け入れる必要があると語る。

「彼には多額のコストがかかっていて、パフォーマンスへの期待は高くなる。サポーターのリアクションは受け入れないといけない。彼らは僕たちのサポーターであり、意見をリスペクトしないとね。僕たちチームメイトやクラブの人間は彼をサポートしないといけない。僕たちにはシーズン終盤でベストな状態の彼が必要なんだ。そうなると確信しているよ」

コウチーニョが能力を最大限に発揮すれば、バルセロナにとっては大きすぎるプラスになる。攻撃にも幅が出てくることだろう。コウチーニョの中にも焦りがあるはずだが、終盤戦で爆発となるか。

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