発達する低気圧　暴風や高波に警戒

西日本から東日本で雨を降らせている低気圧が、11日（月）は急速に発達しながら日本の南を進み、東北の太平洋側へ向かいます。その影響で、11日は西日本から北日本の広い範囲で雨が降り、所により雷を伴う見込みです。特に東日本や北日本の太平洋側では大荒れの天気となり、海は大しけとなるでしょう。暴風や高波に警戒し、東日本の太平洋側では高潮にも注意してください。また、土砂災害や河川の増水などにも警戒が必要です。

それに加え、東日本と北日本では平年より気温の高い状態が続いているため、なだれの起きやすい状況になっています。積雪の多い地域では、なだれの発生に注意してください。

（気象予報士・原田 雅成）

画像について：11日の天気予報。