島原商業高グランプリ NCC「ふるさとCM大賞」

 長崎文化放送(NCC)の「ふるさとCM大賞」(長崎新聞社など後援)の最終審査が10日、長崎市尾上町の長崎県庁であり、県立島原商業高の「Let's go shimabara」がグランプリに輝いた。4月から1年かけて、NCCで100回放送される。

 CM大賞は地域の魅力を掘り起こそうと開催し、14回目。30秒のCMに33作品の応募があり、1次審査を通過した10作品を審査した。

 島原商業高の作品は、島原城へ続く道や島原名物の「寒ざらし」の店舗、湧水などを紹介。中心となって制作した3年の大木海幸さん(18)は「あまりの驚きに笑いが止まらない。信じられない」と喜び「見た人が島原に興味を持ち、実際に来てもらえれば。地域活性化にもつながる」と語った。

 最終審査、表彰式の模様は30日午後4時からNCCで放送する。

 ■他の入賞作品と制作者は次の通り。

 ▽準グランプリ=「ハーブサバ中毒」(松浦高放送部)▽審査員特別賞=「ただいま、させぼ。」(長崎国際大尾場研究室)▽演技賞=「野母崎ブランド」(野母崎中放送部)▽映像賞=「長崎ん魚はうまかばい!」(長崎工業高インテリア科)▽アイデア賞=「宇久って?」(宇久高)▽ユニーク賞=「壱岐に転校生がやってきた」(壱岐商業高)

ふるさとCM大賞でグランプリに輝いた島原商業高の生徒(中央)ら=県庁

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