西・東日本では、荒れた天気をもたらした低気圧が次第に遠ざかり、きょうの午後からは次第に晴れるでしょう。向こう一週間も晴れる日が多く、日差しに恵まれる見込みです。
そこで、知っておきたいのが紫外線の知識です。紫外線にはUV－AとBがありますが、このうち、UV－Aは3月にはなんと真夏の70%程が降り注いでいます。これは、紫外線を吸収するオゾン層は一年のなかで春に最も密度が高いのですが、オゾン層が吸収するのはUV－Bだけで、UV－Aはほとんど吸収されず、太陽高度が次第に高くなるのと同時にUV－Aも強くなってしまうからです。この時季からの積み重ねが紫外線対策には重要になります。
画像について：出典：国立環境研究所 有害紫外線モニタリングネットワーク事務局 2016年 つくば局観測データ
