スールシャール監督就任後、復調を見せているマンチェスター・ユナイテッド。
UEFAチャンピオンズリーグで奇跡的な勝ち上がりを見せたが、プレミアリーグではアーセナルに敗れて5位に落ちてしまった。
ここでは、『sportskeeda』による「夏の移籍市場でユナイテッドが獲得すべき英国人の若手スター」を見てみよう。
ライアン・セセニョン(フラム)
フラムのプレミア昇格に多大なる貢献を果たした彼は18歳のセンセーションだ。また、今世紀生まれの選手として初めてプレミアリーグでゴールした英国人にもなった。
天才的なレフティウィングであり、左サイドバックとしてもプレー可能。クイックな彼はクラブに数多のゴールをもたらしうる。
アレクシス・サンチェスの去就は不透明であり、ユナイテッドの左ウィングはアントニ・マルシャルだけ。その点からいって、セセニョンの獲得は賢い決断になるはずだ。
アーロン・ワン=ビサカ(クリスタル・パレス)
21歳ながらパレスの右サイドバックとしてレギュラーを張るワン=ビサカ。昨季から好パフォーマンスを見せていた彼は今季もそれを継続している。
その活躍によってメガクラブから狙われる存在に。攻守に貢献できる彼の獲得はどんなクラブにとっても素晴らしいものになるだろう。
アントニオ・バレンシアは今季限りでユナイテッドを去るはず。また、マッテオ・ダルミアンもそれに続くだろう。アシュリー・ヤングはもうベテランな一方、ディオゴ・ダロトは19歳とまだ若い。
そのため、ユナイテッドは来季に向けて右SBが必要になる。ホームグロウン選手としても彼がベストだろう。
ジェイドン・サンチョ(ドルトムント)
ブンデスリーガで圧巻のパフォーマンスを披露している彼は次の大物選手になると期待されている。
この若きウィンガーは今季ゴールとアシストを量産中。ワールドクラスの選手へと大成する可能性を見せつけた。
マンチェスター・シティを去り、ドルトムントの7番になったサンチョ。イングランド代表の将来を担う彼には多くのイングランドクラブが興味を示している。
今のユナイテッドには生粋の右ウィングがいない。ジェシー・リンガードやフアン・マタが起用される機会が多いほか、ロメル・ルカクが右に配置されることも。
ユナイテッドの右WGの補強候補にはビッグネームが何人も挙がっているが、サンチョがベストだろう。