地域盛り上げる男性紹介 ナガサキマチナカ女子部

 長崎県内外の女性約30人が長崎の楽しさを発信する「ナガサキマチナカ女子部」(阿部美和子部長)は、長崎の「ヒトの魅力」を伝えようと冊子「花男子図鑑」の製作を進めている。
 長崎市が、まちのにぎわい創出を目指す「まちぶらプロジェクト」の一環。冊子は「大事な人に花を贈る」というテーマで、長崎のマチを盛り上げる男性を紹介する。市中心部で花と男性を撮影し「マチナカに来ればヨカ男たちに会える」というイメージを発信するねらい。
 同部は8日、市内3カ所で、冊子に使う写真の撮影会をした。江戸町の出島表門橋公園では、新戸町1丁目の花屋「BULL FLOWER-south-」の松本将平さん(33)と、両親が田上2丁目で花屋「フラワーサロンかきもと」を営む柿本哉汰(かなた)さん(17)、友人の中山秀俊さん(18)が表紙の撮影に臨んだ。それぞれ花束を持ち、カメラマンや阿部部長らの指示に合わせポーズを取った。
 柿本さんは「(撮影は)楽しかった。花屋は減っているので、このような取り組みは大事。花を大切にしてくれていると感じてうれしい」と語った。
 冊子は4月26、27日に同部が開くイベント「ちいさなごほうび」で配布を開始し、県内の花屋などでも配る予定。

花男子図鑑に使う写真の撮影会=長崎市江戸町、出島表門橋公園

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