古くからアジア系コミュニティーが発達してきたこのエリアは、韓国系と中国系のコミュニティーが混交。近年は日本勢の進出も目立ち、ますます活況を呈している。地下鉄7ライン、メインストリート駅。駅を出てすぐ人の多さと熱気に驚く。
東へ数百メートル、ユニオンストリートは韓国系の店が軒を連ねる。小ぎれいな韓国系のパン屋①「トゥレジュール」は品ぞろえが100種超と豊富。中心価格帯は1個2〜4ドル。同じ通りの庶民的な味の韓国料理②「山水甲山」は地元客でにぎわう。ナシや牛肉、卵が入った冷麺は約12ドル。数種の小皿と温かいコーン茶も付く。ほど近い③「MKスーパーマーケット」はお酒のマッコリなど韓国系食料品を扱い、併設のカフェも混雑する。
❷ San Soo Kap San
地元客が集う韓国料理の店。焼き肉をはじめ、チヂミや冷麺など素朴な韓国の家庭の味が手頃な値段で味わえる
38-13 Union St. / sansookapsanny.com
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駅のほぼ直上、「新世界商城」はフードコートで中華系の麺類など多くが10ドル以下で食べられる。1階のスーパー④「Jマート」はドリアンなど多彩な生鮮食品を扱う。鮮魚コーナーは生きたウナギや30センチほどのカメも…!
趣が異なる⑤「クイーンズクロッシング」は整然とした複合ビル。フードコートは日本でもおなじみの⑥「味千ラーメン」の他、飲茶などの中華の店が並ぶ。
店巡りで疲れたらマッサージで一休みも手。口コミを基に男性編集者が⑦「TJココスパ」で30分20ドルのコースを体験。清潔で揉まれ心地も悪くない。頼めば強弱を調節してくれる。ココスパのコスパ◎。
日本勢も存在感を放つ。「いらっしゃいませ」と日本語で接客する⑧「牛角」は不動の人気。Ⓐ「鳥人ラーメン」も昨年末に出した新店が繁盛する。そして「百均」の代表格⑨「ダイソー」が8日に開店した。米国では主に1ドル99セントの商品を展開、8、9両日は出店記念サービスを実施。