藤沢駅に外貨両替所を開設 訪日客の利便性向上へ

開設された外貨両替センター

 JR東日本グループのビューカード(東京都)は7日、JR藤沢駅の「みどりの窓口」横に外貨両替センターを開設した。県内ではJR桜木町駅付近に次いで2カ所目。観光客に人気の江の島へのアクセス拠点として、増加するインバウンド(訪日外国人客)の利便性向上を図る。

 日本語と英語が話せる担当者が窓口で外貨(31通貨)と円貨の両替サービスを行う。午前10時から午後8時まで営業(年中無休)し、仕事帰りの近隣住民らの利用も見込んでいる。

 藤沢駅はJRに小田急、江ノ電を加えると1日に約40万人が乗降する県内有数のターミナル駅。2020年には東京五輪セーリング競技が江の島で開催されるが、電子マネーを使えない店もまだ多いという。

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