「樹木希林 遊びをせんとや生まれけむ展」開催、超貴重な愛用品の数々が 世界初展示決定!

photo by michihiko yanai

西武渋谷店が、昨年9月に逝去した女優の樹木希林さんにフォーカスした展覧会『樹木希林 遊びをせんとや生まれけむ展』を、来週3月19日(火)から4月7日(日)まで、西武渋谷・A館7階=特設会場にて開催する。

会場は、彼女が残した“ストレート”なメッセージを自分のペースで噛みしめる「KILIN・言葉の道」を通り、<KILIN・映画女優の部屋>と<KILIN・一個人の部屋>に分かれていく。観る人の選択によってふたつのゾーンを選びながら回遊できる形になっており、ゆったりと<希林さん>を感じていただける。そして、こよなく愛したご自宅をイメージした「KILIN・日常の部屋」には、彼女の人となりを感じられる【愛用品】を展示。別会場では、幅広い活動の足となった【愛車】の特別展も企画中。

急逝から約半年、改めて樹木希林さんの類い稀なるライフスタイルに触れ、しばし自分を見つめながら、今の時代を生きるヒントと勇気を共有できる展覧会になっている。

書斎テーブル上の三種の神器。

樹木希林の自宅は、彼女の仕事場でもあった。秘書もアシスタントもつけない彼女。仕事場である書斎のテーブルには、この”三種の神器”のような日用品があり、全ての仕事をこなす。彼女は亡くなるまで3本のボールペンしか持たず、虫めがねと卓上ボードで仕事依頼のファックスや原稿、手紙などを読み、手帳や電子デバイス等も持たず、このカレンダーに書き込み、全てのスケジュールを見事にこなしていた。本展示会では、まさに、彼女が追求した究極ミニマリズムの日々を垣間見ることができる。

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