天海祐希主演「緊急取調室」の主題歌に家入レオ!

テレビ朝日系で4月期に放送する天海祐希主演の連続ドラマ「緊急取調室」(木曜午後9:00、開始日未定)の主題歌を、シンガーソングライターの家入レオが担当することが決定した。

今回ドラマ主題歌として書き下ろされた新曲のタイトルは「Prime Numbers」。繊細なピアノと裏腹に、目まぐるしく変わるビート、そして心の叫びのような歌詞が混然一体となったエモーショナルな楽曲に仕上がっている。作曲にも参加したという家入だが、ドラマ主題歌で楽曲制作にかかわるのは約3年ぶりのこととなる。

2018年11月にオファーを受け、同作の第1、第2シーズンを改めて視聴したという家入。世界観に沿うべく書き下ろした楽曲は、約4カ月の制作期間を経て完成した。「人生で初めてドラマの主題歌を担当させていただいた時の主演が天海祐希さんでした。手探りの中で作った曲だったのですが、ドラマの現場に行かせていただいた時に、『とてもすてきな曲だね』と天海さんに言っていただけたことが今でも心に残っています」とかつての天海とのエピソードを告白。

また、今回の楽曲制作にあたってもう1人のキーマンがいると家入は語る。昨年3月に開催されたコンサートで初めて対面した松任谷由実に、「あなた“素数”ね。どこにいてもなじめないでしょう」と言われたのだという。場になじめない、孤立してしまう気持ちを、“1”とその数字でしか約数を持たない孤独な数字である“素数”に例え、“素数”同士のつながりを歌ったのがこの楽曲だ。「今まで感じてきた気持ちに、初めて名前を付けてもらったような不思議な感覚になりました。そして、私を含めて実はみんな、場に溶け込めなかったり、孤独を抱えているんじゃないかと。このエピソードを作詞家の松尾潔さんにお伝えして、素数同士のつながりを歌った楽曲になりました」と本楽曲制作の裏側を明かした。

そして、この魂の楽曲に、主演の天海も「レオちゃんとまたこうしてタッグを組めることに幸せを感じています。透明感のある歌声でドラマを盛り上げてくださると思っております」と太鼓判を押した。

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