今回は人肌恋しくなる、そんな季節にぜひ訪れて欲しいカフェをご紹介。その名も「akaiito」さんです。近鉄生駒駅からバスで「北条(きたんじょう)」下車、徒歩3分の場所にあります。赤い建物が目印。
扉を開くと、調理師・フードスタイリスト・フォトグラファーと様々な顔をもつ店主の古川さんが笑顔で出迎えてくれました。「akaiito」さんのコンセプトは「大人にこそ似合う、身体にやさしい手作りの小さなお部屋のようなカフェ」。今回は大人気のランチセットをお願いしました。一体どんなお料理が出てくるのでしょう…?古川さんはおひとりで営まれているため、給仕に時間がかかることもあるとのことですので、余裕を持ってご来店くださいね。待っている間も、かわいらしい内観とすわり心地のよい店主こだわりの椅子でゆったり落ち着いた時間を過ごせます。
お箸が止まらない!?大人気ランチセット
豪華なメインプレートに小鉢・スープ・ご飯、そして、よくあるランチ用の小さなデザートではなく「通常サイズ」のチーズケーキにドリンクがついてこのお値段!どこからお箸をつけていいのやら迷ってしまいます…!
まずは、お野菜からいただきます。ニンジンは甘くて柔らかく、そしてジャガイモは外はパリッ!と中はホクホクでおいしい!!2時間低温で蒸してから揚げているので栄養素を壊すことなく、おいしさもギュッと凝縮されているとのこと。お野菜嫌いのお子さまもこれなら食べてくれると大好評だそうです。
続いては、大人気というメインのカラアゲをいただきます。衣はサクサク、旨味がジュワッと溢れ出し、とにかくお肉が柔らかい!!100%植物性の乳酸菌で作るヨーグルトと、果物の酵素に漬けこんだお肉が柔らかさの秘訣。振りかかっているのはちょっと酸味のあるスパイス。なんとマンゴーでできているんです!このスパイスがサクサクの衣に合う!!これは、から揚げの概念を覆します。ボリュームたっぷりに見えますがペロッといただいてしまいました。
こちらのモンブランのような小鉢は、切り干し大根と金時豆の和え物。ふたつが奏でるシャキシャキ感とホクホク感がお箸を止めません。こちらも人気の逸品で、ランチの副菜として付いていないときは単品でオーダーするお客さんもいるそう。
さらにサラダと小鉢が2つ付いて、なんと12品目以上のお野菜を摂ることができるそう!まさに私のような不摂生な食生活を送る一人暮らしの大人には優しいランチです…。
さらに、ご飯は柳生の契約農家さんから取り寄せているこだわりのお米を使用。電気炊飯器は使わず、お鍋で炊いているため、見た目もツヤツヤ!しっかり粒も立っていて、おいしいおかずを盛り上げます。別料金ですが、大盛り・おかわりにも対応。
こちらは、ほうれん草とおからのスープ。日によって異なりますが、ブイヨンや骨からダシを取っていて、味わい深く仕上げられています。
すごいボリュームなのですが、一品一品に手間暇がかかっていて、全メニューお箸が止まらないクオリティなのです。男性でもきっと満足いただけます!
デザートは別腹ですよね!
まだまだ「akaiito」さんのランチタイムは終わりません。運ばれてきたのはドーンッと大きなチーズケーキ&コーヒーのセット。
所謂ランチセットのおまけに付いてくる小さなものではなく、カフェタイムに提供している「通常サイズ」なんです。赤い食器で統一されていて見た目も華やかです!
この日はエスプレッソのチーズケーキをいただきました。口入れるとエスプレッソの香りがふんわり広がります。もっちりしていて濃厚!後味に少し酸味を感じるため、さっぱりしています。たっぷりランチをいただいたにも関わらず、いつの間にか完食してしまっていました。
「赤い糸」たる所以がここに
お店の一角にあるお席は「恋が実る」席としても有名だそう。実際に「akaiito」で出会い、結婚にまで行き着いたカップルが何組もいるとか!女性、男性問わずひとりでの利用も多いとのこと。「akaiito」さんの絶品ランチ、ジンクスのウワサを聞きつけて遠方からの客足も絶えないそうです。
笑顔になって帰ってほしい
常にお客さまの身体のことを考えて、寝る間も惜しんで時間を仕込みに費やす古川さん。ぜひ、心のこもった一品一品のクオリティを噛みしめてください。きっと、どんなに疲れていても「ごちそうさま!」と帰るころには笑顔になっていると思います。
※この記事は取材当時の情報です。
- 店 名 cafe akaiito
- 住 所 生駒市俵口町514
- 駐車場 4台あり
- 電 話 0743-75-7762
- 営業時間 12:00~22:00(日 / ~20:00)
- 定休日 月・火