焦げ付きにくくなるだけじゃない!ユニフレームの「バーナーパット」を使えば調理の幅が広がる 地味だけど役に立つモノって色々ありますよね?今回紹介する「バーナーパット」は正にそういったアイテム。機能は単純、「炎」を「柔らかい熱」に換える、ただそれだけなのに凄く役に立つんです。ぜひ調理派に使っていただきたい!調理しない人にも知ってもらいたい!ということで、早速紹介しちゃいましょうッ。

調理派におすすめ!ユニフレームの「バーナーパット」

美味しいキャンプ飯をつまみに一杯ひっかける事を楽しみにしているキャンパーは多いと思います。そんなお酒好きならずとも愛用者が多い、ユニフレームの「バーナーパット」をご存知でしょうか?

バーナーパットは「炎」を「熱」に変換するため、つまみの定番でもある”缶詰”を温めるのに適しているんです。その他の料理だってもちろん大活躍! 今回は、そんな便利道具バーナーパットについてご紹介します!

バーナーパットで調理するメリットは3つ!

火力調節ができないバーナーの火をとろ火にする

とろ火などの細やかな火力調整が苦手なバーナーに載せるだけで、炎を熱に換えて火力をコントロールできるアイテムです。

それによって、調理器具に均等に熱が伝わり「真ん中だけ焦げる」「火の通りに偏りが起こる」という調理の失敗が少なくできるんです。

炎が拡散するので焦げ付き防止

一点集中型の炎がメッシュに当たりパッド全体に熱が広がっていくため、弱火やとろ火が可能になります。そのおかげで、煮込み料理やチタンクッカーでの調理でも焦げにくく美味しく仕上げられるようになります。

フライパンなどの安定感UP!

意外と調理器具を安定させてバーナーに載せるって難しいものです。しかし、バーナーパットを使えば面で支えられるので安定感がUP。

写真のようなエスビットのポケットストーブとバーナーパットの組み合わせなら、5インチのスキレットを簡単に載せられるようになります。安定感が増す五徳代わりとしても、かなり優秀なアイテムですね。

調理には関係ないけど……、暖がとれる!

話は脱線しますが、「炎」を「遠赤外線」に換えることでじんわりと暖かく、簡易的なヒーターとしても使えます。他にも応用的な使い方がありそうですね……!

メリットばかりではない!注意点あり

でも魅力いっぱいのバーナーパットですが、絶対に気を付けて欲しい注意点があります。

”輻射熱”に要注意。バーナーによっては使用不可

注意
下への輻射熱により、器具に損傷を与える場合があります。弱火でお使いください。
(引用:ユニフレーム

輻射熱とは、遠赤外線によって伝わる熱の事です。バーナーパットだけでなく、大きな鉄板や魚焼き器などの調理器具によってガスカートリッジに熱が伝わり、過熱して爆発等の恐れがあります。最大火力での使用は避け、可能な限りの弱火で使用するようにしましょう。

また、ガス缶が熱くなっていないか小まめにチェック! バーナーによっては使用不可の場合があるので、必ず確認してから購入してくださいね。

使用後のバーナーパットはかなり熱いので注意

炎が直接当たっているため、当然ながら使用直後のバーナーパットはかなり熱いです。

冷めるまで素手で触らない事はもちろん、別の場所で冷ます時も、人やモノに当たらないように気を付けるなどの配慮を忘れずに! 火傷や怪我・他のギアの破損に繋がってしまいます。

バーナーパットのこれ知っといて!

2サイズ展開!どのサイズを選べばいい?

Sサイズ(約120×120mm)とMサイズ(約150×150mm)の2サイズ展開。使用しているバーナーと五徳の相性にもよりますが、例えば使用しているクッカーがメスティンならSサイズがちょうどいいです。

また、一体型バーナーの場合、バーナーとガス缶の距離が近いため、大きめのMサイズを使用すると輻射熱の影響を受ける可能性が高くなるので要注意。

クッカーに収納できない場合が多い!

バーナーパットは正方形なので、クッカーの形状によっては収納できない場合が多いようです。どうしてもまとめたい場合は、クッカーに付属しているスタッフバックにまとめて収納するのがおすすめ。

ちなみに、バーナーパット単体での収納になりますが、ハンドメイドの専用ケースがヤフオクに出品されていることもあります。

バーナーパットは自作できるの?

100均などに売っている粉ふるいをベースに、バーナーパットをDIYできます。でも、金属を切ったり曲げたりと結構な手間……。また、粉ふるいは熱を加える事を前提に作られた物ではないので使用の際は注意しましょう。

バーナーパットの使用例!

バーナーパットを使えば熱が均等に伝わるため、メスティンでの炊飯も焦げにくく綺麗に炊き上がります。

余談ですが、炊飯中に蒸気で蓋が落ちる事があるので重石代わりに缶詰を置けば、蓋も落ちずに具も温まるので一石二鳥ですよ!

写真は炭火ですが、バーナーとバーナーパットを組み合わせればキッズに大人気の焼きマシュマロも簡単に作れちゃいます。まさに火力を熱に変えている事が実感できる使い方ですね!

薄くて軽い!熱源の魔術師「バーナーパッド」

アウトドアにおいて、どの熱源を持っていくかって結構重要なんです。でも、やっぱり火力の強さは最優先になりますよね。そこでバーナーパットを使えば、調理の幅も広がるし調理器具との相性も良くなるなどメリットづくし!

軽くて薄いかなり便利なお助けアイテムのバーナーパットを、あなたのギアに仲間入りさせてみませんか?

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⇐なんかこれ間違ってる気がする!

“Burner pad” which changes heat of flame!

炎を熱に変える「バーナーパット」!

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