愛犬「こてつ」が“釣り人の捨てた○○”を食べてしまった話 愛犬の散歩に海へ出かける方も多いのではないでしょうか。しかし、海には思わぬ危険が存在していました。今回は、編集部の愛犬が巻き込まれた“あるトラブル”を振り返ります。

愛犬に訪れたトラブル

こんにちは、編集部Sです。

釣りが好きな人の中には、動物が好きな方も多いのではないでしょうか。なにを隠そう筆者もその1人で、幼少期から犬を可愛がってきました。

今回は、筆者の愛犬が起こした“海と釣りにまつわるトラブル”をご紹介します。

この物語の主人公

こてつ

兵庫県淡路島の漁師一家で飼われている、黒毛の柴犬(いわゆる黒柴)。

海沿いの散歩を日課としているが、それが災いして今回のトラブルを引き起こす。

それは、目を離した隙に起こってしまった。

いつもの堤防へこてつを連れて散歩に向かい、「コーヒーでも飲んで一服しよ~」と、筆者が缶コーヒーを手に取った瞬間にそれは起こりました。

筆者がコーヒーに気を取られている隙に、こてつが落ちていた黒い物体を拾い喰いしてしまったのです。

その黒い物体は、まぎれもなく“放置されたクサフグ”でした。

大事には至らなかったが……

「しまった!」と思い、急いでこてつの口に手を突っ込むと、運よくクサフグを吐いてくれ、幸いにも大事には至りませんでした。

しかし、あと数秒遅れて完全に飲み込んでしまっていたらと考えると……。

外道も海に帰してあげてほしい

放置されたフグは、場所的に漁師が捨てたとは考えにくく、残念ながら釣り人が捨てたのは明らかでした。

こてつが死ななくてよかった半面、堤防でもがき苦しんで死んだ挙句、犬に吐き捨てられたフグの運命を考えると……。

もちろんフグにも命があるわけですから、外道で釣れたとしてもリリースしてあげてほしいですよね。

フグ以外にもトラブルは多い

今回はフグを取り上げましたが、そのほかにも、放置された釣り針や釣り糸が起こすトラブルも多いと聞きます。

釣り針が刺さったままのネコや、釣り糸が絡まって足を失った鳥なども見られているようです。

やはり、最低限のマナーは守らなければいけませんね。

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