めっちゃいいプライヤーに出会った!
「プライヤーなんてなんでもええわ」
そんな考えの方も多いのではないでしょうか? 現に、筆者の編集部Sもそうでした。しかし、振り返るといろいろな不都合が多いことに気付きました。
スプリットリングが開けにくい、ラインが1発で切れない、錆びる……。
そこで、シマノから発売されている“ちょっとええプライヤー”を導入してみたのです。
インプレするのはコチラ
編集部Sが購入したのは、「ミニリングプライヤー」(約2,000円)と「アドバンスドプライヤーRH タイプF」(約2,500円)の2アイテム。
要するに、お気に入り過ぎてサイズ違いを2本揃えちゃったんです!
スプリットリングが“超”開けやすい
先端が鋭くシェイプされ、角度もいいからか、とにかくスプリットリングを開けやすいです。
先端が上手く割れ目に噛まず、何度も掴みなおすといった失敗がありません。
手の感覚がほぼない、極寒のタチウオジギングでも使用しましたが、ジグの交換が超スピーディー!
正直、寒さのあまり、いままでの安物プライヤーならジグのチェンジを諦めていたレベルでした。
PEがスパスパ切れる
安物のプライヤーでも、ナイロンやフロロラインは問題なくカットできますが、PEラインとなると話は別。
PE対応と謳われていても、なかなか切れず、何度もチョキチョキしなければならないものもあります。
しかし、このプライヤーは、まるで“ラインが歯に触れるだけで切れる”ような感覚。
0.3~3号までのPEラインを試してみましたが、細くても太くても切れ味は変わりませんよ!
錆びる気配はなし
防錆のフッ素加工が施されているアドバンスドはもちろん、ノーマルタイプのミニも錆びる気配はありません。
どちらも海で半年ほど使っていますが、固着する気配もなく、買った時のフィーリングが続いており、かなり長く使えるのではないかと期待しています。
弱点をあげるなら……
使いこんでいくと、タイプFはどうしても先端とラインカッター部のフッ素加工が剥げてしまいます。
ノーマルタイプが錆びていないため、フッ素加工が剥げようとも、すぐに錆びることはなさそうですが……。
3個めも買おうかな~
弱点にも言及しましたが、満足度は「マジで買ってよかったー!」というレベル。プライヤーで悩んでいる方がいたら、心の底からおすすめします。
また、アドバンスドよりもワンサイズ大きい「パワープライヤー」も発売されており、ビッグゲーム用に購入を検討中。
これだけの快適さで2,000円台だなんて、コスパ最高。
文・撮影:TSURI HACK編集部