タイヤの点検、月1でやっていますか? JAF タイヤトラブル出動件数が10年で約10万件増

タイヤトラブルの要請急増! JAF出動件数まとめ

タイヤの点検サイクル 適正は1ヶ月に1度

JAFでは2017年1月16日~2月6日の約3週間、ホームページ内で「タイヤのパンクに関するアンケート調査」を実施した。

「どのくらいの間隔でタイヤの点検をしていますか?」の設問に対し、適正頻度である「1ヶ月以内」と回答した人は12716名で、全体の27.4%にとどまる結果となった。(有効回答者数:46379人)

タイヤのトラブルは10年で3.6割増えている

JAFのロードサービス出動件数のうち、2017年度におけるタイヤのトラブルは39万1799件と過去最高を記録した。2007年度は28万6934件であったため、10年間で件数は10万4865件増え、約3.6割の増加率となった。

応急修理キットとスペアタイヤ 定期的に点検を

また、マイカーのタイヤパンクに対応するための搭載品が「スペアタイヤ」か「応急修理キット」のどちらかを聞く設問では、35.6%が「応急修理キット」と回答した。

応急修理キットはタイヤからエアの漏れを少なくするための修理剤と、空気圧を調整するコンプレッサーなどがセットになったもの。「クギやねじが刺さったパンクはそれを抜かずに応急処置が必要」など使用の際に注意が必要な場合や、修理剤の有効期限が記載されている場合もあるため、事前に説明書を確認しておくのがよいだろう。

なお、スペアタイヤも長年使わずに点検もしていないと、いざ使用する際に空気圧が不足していたりひび割れている可能性がある。定期点検時にはあわせて確認しておきたい。

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