長崎県平戸市の木引田町商店街振興組合は、平戸市内の女性から募った「人生で一番お気に入り」の写真を集めた2019年度のカレンダー「あなたがいちばん輝いていた瞬間（とき）」を作製した。昨年初めて製作すると好評だったため、今年もお目見えとなった。
同組合は昨年12月から今年1月にかけて「あなたがいちばん輝いていた瞬間」の写真コンテストを実施。カレンダーにはコンテストの応募作品を掲載した。
カレンダーはB2判。23～86歳の女性が応募した計23点を使用した。20代のころに姉妹で撮った記念写真や結婚式の思い出のワンシーン、祖母が孫をいとおしそうに抱く姿などが並んでいる。西暦が表示されている左横の部分は空欄にしており、新元号を4月1日の公表後に記入してもらう仕組みだ。
同組合の鴨川裕之理事長（64）は「商店街の衰退を招かないためにも、今後も斬新なアイデアで挑みたい」と話した。
500枚を製作。公共機関などに掲示するほか、希望者に配布する。
