スペインサッカー連盟は15日にEURO2020予選のノルウェー代表戦、マルタ代表戦に向けた代表メンバーを発表した。セルヒオ・ラモス やジョルディ・アルバ 、セルヒオ・ブスケッツら主力が順当に選ばれる中、レアル・ベティスのセルヒオ・カナレス、ナポリのファビアン・ルイス、ヘタフェのハイメ・マタなど代表経験の浅い選手たちも召集された。
それを受けてスペイン『MARCA』が作成したのが、今回の代表メンバーに選ばれなかった者で組むベストイレブンだ。名前だけを見ればこちらの方が豪華と感じる並びになっており、層の厚さを感じさせる。
GK:イケル・カシージャス(FCポルト)
DF:セサル・アスピリクエタ(チェルシー)、マルコス・アロンソ(チェルシー)、ナチョ・フェルナンデス(レアル・マドリード)、マルク・バルトラ(レアル・ベティス)
MF:サウール・ニゲス(アトレティコ・マドリード)、チアゴ・アルカンタラ(バイエルン)、コケ(アトレティコ・マドリード)、イスコ(レアル ・マドリード)
FWパコ・アルカセル(ドルトムント)、ボルハ・イグレシアス(エスパニョール)
ポルトで復活を遂げたベテランのカシージャス、さらにはチェルシーの両サイドバックコンビ、チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦でユヴェントスを追い詰めたアトレティコの2人、同じく決勝トーナメント1回戦でリヴァプール相手に奮闘したチアゴも選外だ。レアルで出番を失っているイスコも含めると、このイレブンの中盤はかなり豪華だ。
前線もドルトムントで首位争いに貢献するアルカセル、今季リーガ・エスパニョーラで11得点と好調を維持する26歳のイグレシアスも興味深い2人だ。EURO2020へサバイバルはまだまだ激しくなるはずだが、今回の招集外メンバーも相変わらずワールドクラスだらけとなっている。