解体工事費などを計上した2019年度一般会計当初予算案が19日の都城市議会本会議で可決され、解体が正式に決まった旧都城市民会館。市から同会館を無償貸与されていた学校法人南九州学園(宮崎市)が、返還する意向を市議会全員協議会で表明して1年。子育てなど優先すべき政策に予算を充てたい市、文化財としての価値を訴え保存を求める建築団体、解体と保存で立場が分かれる市民…。さまざまな考えが交錯した議論に、ようやく決着がついた。
賛成議員「民意則した」 旧都城市民会館解体決定
- Published
- 2019/03/20 08:07 (JST)