DRT「アポロ」がヤバい！ボディやテールに詰め込まれた機能に迫る　DRT アポロはDRT初のソフトベイト。ボリューム感のあるボディはまさに琵琶湖のデカバスキラーに相応しいスイムベイトです。DRT アポロの特徴や使い方、その人気の秘訣に徹底的に迫ります。

DRT アポロについて

DRT アポロはDRTが満を持して送り出したスイムベイト。全長5.9インチとスイムベイトの中では一般的なサイズ感ですが、注目なのはボリューム感溢れる自重３０グラムのボディ。さらに大型のテールによる抜群のアピール力は琵琶湖のテンポンドオーバーの釣果実績も多数。

中層のデカバス攻略にフォーカスしたアポロのギミックに迫ってみたいと思います。

アポロはタイニークラッシュなどの刺激的な人気ルアーを多数ラインナップするDRTらしいルアーに仕上がり。最大の特徴とも言える分厚く大きなテールは、6インチクラスのスイムベイトの中では最大級のサイズとなっており、抜群のアピール力を生み出す要因にもなっています。

DRT アポロは特徴的なテールはもちろん、DRTのスイムベイトに相応しいさまざまなこだわりを随所に感じることができます。特にそのボディは他メーカーのスイムベイトとは大きく異なる内部構造を採用しており、アポロの唯一無二のアプローチにも貢献しています。

アポロのテールには裏側にブーストテールと呼ばれるウイングを採用。これによりテールに絶妙なキック感を与え、一振りのアクションで非常に大きな波動を起こすことを可能にしました。琵琶湖などの広大なフィールドでも抜群の実績を誇る理由はこのブーストテールが寄与していると言えるでしょう。

アポロはこの手のシャッドテール、スイムベイトでは珍しいホローボディを採用。ボディの内部に中空空間を作ることで、通常のスイムベイトに比べると浮きあがりやすいボディを実現しました。

これにより30グラムという重い自重ながら中層の滞空時間が抜群に長く、スローに動かしてもレンジキープを容易にしてくれています。

DRT アポロはスイミングジグのトレーラーとしてはもちろん、オフセットフックを使ったノーシンカーでのアプローチにもおすすめ。通常のスイムベイトと比べるとボリュームのある肉厚ボディになっているため、フックにはやや大きめの8/0から10/0前後のモデルを選びましょう。

また水深のあるフィールドなどではウェイテッドフックなどを使用して比重を調整するセッティングもおすすめです。

DRT アポロはただ巻きはもちろん、リーリングのスピードを変えることでアクションにも大きな変化がでるアイテム。バスの活性やフィールドに合わせてさまざまな使い方をしていくことでよりデカバスとの遭遇率をアップさせることができます。

またスイミングジグトレーラーとしても非常に魅力的なアプローチができるため、こちらの使い方も必ず押さえておきたいポイントの一つ。アングラーの使い方次第でさまざまなアクションを引き出せる点はDRTのスイムベイトならではの魅力です。

DRT アポロのもっとも定番の使い方。大きなテールのパワフルな動きはボディ全体を使ったローピッチなロールアクションを演出。これまでのスイムベイトとは全く異なる新感覚のアプローチでバスを誘惑します。

湖などのオープンエリアで広範囲にバスを探りたいシチュエーションやバスがベイトを追いかける活性の高いシチュエーションではアピール力の高いただ巻きがおすすめです。

DRT アポロはデッドスローリトリーブをすることでただ巻きとは全く異なるアプローチが可能。デッドスローではテールが微かに動く程度のアクションですが、これがビッグバスを惹きつけます。

厳寒期の活性の低いバスに対して、ボトムやストラクチャーにコンタクトした際の繊細なテールアクションでアピールしたいシチュエーションなどに非常に効果的なアクションです。

DRT アポロはスイミングジグトレーラーとしても非常に優秀なスイムベイト。フォールスピードがやや遅めであることから、同じくDRTから販売されているシャトルなどのスイムジグと組み合わせることで、よりナチュラルかつ大胆なアプローチが可能です。

もちろんフットボールジグと組み合わせればスコーンリグとして非常に優秀なアクションが可能です。

DRT アポロのテールアクションは琵琶湖などのメジャーレイクでもデカバスを引き寄せる抜群のアピール力を誇ります。またデッドスローリトリーブでは厳寒期のナーバスなバスに対しての繊細なアプローチも可能。

単体リグはもちろん、スイムジグのトレーラーとしても非常に優秀で、さまざまなアプローチを可能にしたDRTのスイムベイトに相応しい仕上がりのシャッドテールワームと言えるでしょう。