メキシコ代表とテクニカルスポンサーのadidasは19日、ゴールドカップに向けた新ホームキットを発表した。
今回は定番のグリーンではなく、2015年モデル以来となるブラックが復活。そして一目で印象に残る“メキシコらしいデザイン”も興味深い一着だ。
Mexico 2019 adidas Home
ブラックを基調に独特かつ大胆なグラフィックと、インパクトのあるユニフォームが登場した。adidasの説明によれば今回のデザインには、メキシコサッカーにとって“ある重要な物”が関係しているという。
背面は基本的にブラック一色。画像はオーセンティックユニフォームなので見当たらないが、レプリカユニフォームの首元にはジョックタグが付く。
海外では長袖レプリカユニフォームも一般販売される。なかなかカッコいい!
パンツのスリーストライプスは側面ではなく背面に、それも水平にあしらっているのが2019モデルの特徴。ちょっと懐かしさを覚えるスタイルだ。また画像は未掲載だが、ソックスの色もブラックとなっている。
デザインの元となっている“重要な物”とは、1986年のワールドカップ・メキシコ大会で使われた公式球だ。
当初はコロンビアで開催予定だった86年大会は、諸事情により急遽メキシコで代替開催の運びとなった。その大会で使われたのが、adidas社のazteca(アステカ)という名の公式球で、キットデザインはこのボールの模様にインスパイアされたという。
adidas社はユニフォームのリリースに合わせてイメージビジュアルを公開した。
メキシコ代表は22日にアメリカでチリ代表とフレンドリーマッチを行うが、この試合でNEWホームキットがお披露目となる予定だ。