気象庁は21日、向こう1か月の天候の見通しを発表した。北日本は寒気の影響を受けやすく、向こう1か月の気温は低い見込み。一方、南の地域ほど暖かい空気に覆われると予想され、沖縄・奄美の向こう1か月の気温は高くなりそうだ。また、沖縄・奄美は前線や湿った気流の影響を受けにくく、向こう1か月の降水量は少ない予想となっている。
週ごとの予報によると、1週目(3/23~29)は、日本付近は南から湿った空気が流れ込みにくい予想。このため、寒気の影響を受けやすい北日本日本海側を除き、少雨傾向となる見込み。気温は北海道で低いが、その他は平年並みの地域が多くなりそうだ。
2週目(3/30~4/5)は、湿った空気の影響を受けにくい沖縄・奄美で雨が少ない見込み。気温は北日本で低く、東日本は平年並みの見通し。3~4週目(4/6~19)は、全国的に平年と同様の天候が見込まれる。気温は、北・東日本でほぼ平年並みの予想。西日本や沖縄・奄美は、2週目と同様に高温傾向が続く見込み。