SDGs未来の担い手育成 MMの企業が本町小と連携

連携協定書を手にする内田社長(左)と小正校長=横浜市中区

 子どもたちに持続可能な社会実現の担い手になってもらおうと、横浜市立みなとみらい本町小学校(同市西区)と、横浜・みなとみらい21(MM21)地区のオフィスやマンションで熱供給を手掛ける「みなとみらい21熱供給」(同市中区)は4月から、環境や防災に関する教育プログラムを協力して行う。

 両者は▽同校の持続可能な社会の担い手を育む教育(ESD)や持続可能な開発目標(SDGs)の推進、地域社会を学ぶ学習などに関する教育プログラムの研究開発▽同社の地域熱供給事業や環境施策への取り組みなどの説明、熱供給プラント施設の見学-で連携する。

 具体的には、同社の営業エリアであるMM21地区に住む児童が同社のプラント施設を見学したり、同社が授業プログラムのアドバイスをしたりする。

 両者は20日、連携協定を締結し、内田茂社長と小正和彦校長が協定書に署名。小正校長は「SDGsは学校単独でできるものではなく、大変ありがたい」と話していた。

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