ブッフォンはトップレベルではなくなったのか タッコーニ「退く時きている」

マンU戦で3失点したブッフォン photo/Getty Images

今季チャンピオンズリーグのベスト16でマンチェスター・ユナイテッドにまさかの逆転負けを喫したパリ・サンジェルマン。ホームで迎えた2ndレグでは3失点を喫したわけだが、自分たちのミスによる失点が多かった。試合開始早々にティロ・ケーラーが出した不用意なバックパスもそうだが、中でもショッキングだったのはGKジャンルイジ・ブッフォンがシュートを正面に弾いてしまった2失点目だ。

名手ブッフォンが正面のシュートをあっさり自身の前にこぼしてしまい、それをロメル・ルカクに押し込まれてしまった。弾くにしても、自分の正面にこぼすのは避けるべきシチュエーションだ。ブッフォンらしくないプレイと言うことができ、ミスと指摘されても仕方がないだろう。

伊『Radio Due』によると、かつてユヴェントスなどで活躍したGKステファノ・タッコーニ氏はブッフォンが衰えてきたのではないかと正直な思いを口にしている。鉄人ブッフォンも41歳となり、引退の時が近いと同氏は感じているのだ。

「チャンピオンズリーグでのミスは、彼が退く時がきていることをはっきりとさせた。41歳で多くのものを期待することはできない」

ブッフォンは昨夏にユヴェントスを離れ、新天地にパリを選んだ。チャンピオンズリーグ制覇はブッフォンがどうしても叶えたい夢の1つだったが、パリでもその夢は叶っていない。パリと契約を延長するかが注目を集めているが、さすがのブッフォンもトップレベルを維持するのが難しくなってきたか。

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