横浜港沖で貨物船3隻が衝突 けが人や油流出なし

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 21日午後11時35分ごろ、横浜港の本牧ふ頭沖で、貨物船3隻が絡む衝突事故があった。横浜海上保安部によると、3隻とも乗組員にけがはなく、海上への油の流出や船の浸水被害もなかったという。同保安部は、船の関係者に事情を聴くなどして事故の状況や原因を詳しく調べている。

 同保安部によると、航行中のアンティグア・バーブーダ船籍の貨物船「マークリフ」(9610トン)と米国船籍の貨物船「APL グアム」(1万3764トン)が衝突。その後、APLが近くでいかりをおろして停泊していたリベリア船籍の貨物船「ハンザ シュタインブルグ」(1万8252トン)にもぶつかった。

 マークリフは横浜港を出港して名古屋に向けて、APLは横浜港沖で停泊するため、それぞれ航行中だった。

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