一通りの釣りを経験したぼくが思う。ぜひとも挑戦していただきたい釣りはコレ 「新しい釣りに挑戦してみたいけど、何をやってみようか……」なんて悩みはありませんか?今回は釣具屋時代を通して幅広い釣りを経験した筆者が、ぜひ挑戦いただきたい釣りを紹介します!今年こそ新しい釣りに挑戦してみませんか?

新しい釣りに挑戦してみませんか?

TSURI HACK読者のみなさん、釣りYoutuber「六畳一間の狼 SUU」です。

“魚の種類と同じだけ釣りの種類がある”といわれている現代。

新しい釣りをはじめようにも、「何をやろうかな?」と、頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回はぼくがこれまで経験してきた釣りの中から、イチオシの釣りをピックアップしました。ぜひ、参考にしてみてください!

釣具屋時代にあらゆる釣りを経験

筆者が勤めていたのは、ジャンル問わずあらゆる釣り具を販売する釣具量販店。いろいろな釣りをするのが楽しくてガムシャラに釣りに行っていました。

ほぼ毎日のように釣り釣り釣り……時にはボーナスを2週間で使い切ったことも(笑)

その甲斐あってか(?)エサ・ルアー問わず、海・川・湖、岸・船と、東海地区の釣りはほぼ網羅してしまいました!

ぼくのイチオシは“渓流釣り”

たくさんの釣りを経験してきた中で、ぼくが一番大好きで一生続けていくだろう釣り。それが渓流釣りです。

渓流釣りって敷居が高いし、“おじいちゃんの釣り”みたいなイメージがあるかもしれません。

でも、やってみるとその面白さにハマってしまう……そんな魅力があるんです。

自然と一体になれる

渓流釣りの魅力の一つがロケーションのすばらしさ。青々とした木々と山の谷間を流れる美しい川、水が流れる音と鳥のさえずりが体に響きます。

人里の喧騒から離れて大自然の中に身を置けるだけでも満たされるのに、その中で竿を振れる幸せは他の釣りでは感じることができません。

男心をくすぐる冒険感

渓流釣りに行くためにはまず山に入らなくてはなりません。場所によっては舗装されていない林道を車でひた走り、崖を下って川に下りないといけないこともあります。

まるで人が立ち入ったことのない未開の地を探検するような、そんな冒険心をくすぐってくれるのが渓流釣り。

大自然の中では人間なんてちっぽけなもんです(笑)

釣れる魚が美しい

渓流魚はヤマメ・アマゴ・イワナが代表的で、どの魚も本当に美しい。ヤマメとアマゴはそっくりな見た目で、パーマークと呼ばれる青色の斑点が特徴です。

ヤマメは渓流の女王と呼ばれ、アマゴは朱点と呼ばれる鮮やかなオレンジの斑点を併せ持つ魚。

イワナは見た目の華やかさはありませんが、美しい体系にイカツイ顔つきがかっこいい魚です。

狙って釣る楽しみ

エサ釣りでもルアー釣りでも一筋縄では釣れません。魚が居るであろう場所に狙いを定め、エサやルアーを流し込んで誘います。

渓流で魚を釣るためには、流れの中でどこに魚が居るのかを見極めること大切。狙って釣れたときの満足感と感動は大きいですよ!

食べておいしい

キレイな水で育った渓流魚の身には全く臭みがありません。

柔らかい身は焼いても良し、揚げても良し。ジューシーふわふわでとろける様な食感は最高です。

ぼくのおすすめはてんぷら。衣のサクサクと魚のふわふわが同時に楽しめますよ!

楽しみが凝縮されている

渓流釣りは大自然の中に身を置ける幸せや冒険心を感じさせてくれます。釣りとしても面白く、食べておいしい!

こんなに贅沢な釣りは他にないと思っています。

次点でオススメな釣りはこちら!

筆者は釣りそのものが大好きです。

渓流釣りがイチオシではありますが、以下の釣りもすごく魅力的な釣りですよ!

夢あるサーフフィッシング

サーフフィッシングの魅力は2つ。目の前に広がる広大な海に向かって、ルアーをロングキャストする爽快感。

ヒラメやマゴチ、青物、シーバスなどのパワフルな魚が釣れることです。時には1メートルを超えるブリが釣れることも……。

大遠投したルアーに、「ガツン」と食ってくる感覚を味わってしまったら、病みつきになること間違いなし!

超繊細なアジング

アジングも超オススメです!

1グラム以下の超軽量なジグヘッドを操り、アジのかすかなアタリを確実に感じ取ってアワセる。釣り人の技術によって釣果に大きな差が出るのでついつい熱くなってしまいます(笑)

夜の漁港で手軽にできて、初心者から上級者まで楽しむことができるのも魅力ですね!

理想的な釣りの楽しみ方

オススメな釣りを挙げましたが、年中それだけに没頭するわけではありません。

筆者の場合は、釣りそのものが大好き!

それを踏まえ、“理想的な釣りの楽しみ方”は以下のようだと考えています。

釣れるものを釣れる時に釣る

様々な釣りを経験してきた中で、筆者がたどり着いたのは……釣れるものを釣れる時に釣るというもの。

他の釣りには渓流とは違った楽しみや魅力があるし、何よりいろんな魚をたくさん釣りたい! という欲張りな気持ちがあります(笑)

時期や状況に合わせて釣れている魚を狙ったほうが、釣れる確率が高いですからね。

このスタイルなら、一年中釣りを楽しむことができますよ!

釣りは楽しんだもん勝ち!

「夢のような巨大魚を釣りたい!」「誰よりもたくさん釣りたい」「堤防で竿を出しながらのんびりしたい」など、釣りの楽しみ方や魅力は人それぞれです。

でも、どんな釣りにも共通して言えることがあります。それは”楽しむ”ことが一番大切だということ。

釣りは楽しんだもん勝ち! 皆さんもこれからのフィッシングライフを全力で楽しんでいきましょう!

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