春の高校伊那駅伝2019男子が3月24日（日）に行われた。1〜2年生で臨む最初の駅伝大会、全国から強豪校が集結した。
序盤からレースが動く。
1区で埼玉栄のエース白鳥が飛び出し、区間記録更新となるすばらしい走りを見せ独走体制を築く。2区でも埼玉栄の佐藤が力強い走りで後続を寄せ付けず首位キープ。3区もトップでタスキリレーとなるものの、後ろから仙台育英、世羅、佐久長聖が猛追した。そしてついに4区で首位交代。好走を見せた仙台育英のエース吉居がすぐに埼玉栄を抜き去り、そのまま独走体制を築いた。このまま優勝を果たすかと思われたが、5区で世羅の留学生、ムワニキが驚異の追走を見せ、秒差でタスキリレー。
最終6区では仙台育英の中澤と世羅の増木の並走が長い間続いたが、残り1.7kmで増木がスパート。中澤も粘りを見せるが徐々に差が広がり、最後は10秒ほどの差をつけ世羅が見事優勝を果たした。
3位に入ったのは学法石川。松山が不在だったものの4区の長谷部が次々と前を行くランナーを抜き上位につけ、5区でも加藤が佐久長聖を抜き埼玉栄に2秒差まで詰め、最終6区では埼玉栄を抜き見事3位でフィニッシュした。三連覇を狙った佐久長聖は、一時首位に迫る勢いを見せたものの最終的には6位に終わった。
最終順位
1 #世羅 2:10:58
2 #仙台育英 2:11:10
3 #学法石川 2:11:51
4 #洛南 2:12:08
5 #埼玉栄 2:12:19
6 #佐久長聖 2:12:31
7 #秋田工 2:13:05
8 #藤沢翔陵 2:13:18
9 #報徳学園 2:13:19
10 #倉敷 2:13:31
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