阪神西、古巣オリ戦登板後にインスタで思い綴る 拍手に感謝「心に響きました」

阪神・西勇輝【写真:荒川祐史】

OP戦で6回5安打無失点と好投も…オリ優勝へ「こっそりと応援したい」

 阪神の西勇輝投手が24日、オープン戦で古巣オリックス戦に先発した。1週間後に迫った開幕へ向けて、6回5安打無失点と好投。登板後には、自身のインスタグラムで昨年まで所属したオリックスへの感謝の思いを綴っている。

 西は慣れ親しんだ京セラドームのマウンドに上がると、初回には先頭・福田にいきなり中前打を浴びたものの、続く西浦を投ゴロ併殺に仕留めるなど無失点。その後も打たせて取る投球で凡打の山を築き、得点を許さなかった。

 試合後には、オリックス時代の写真にメッセージを載せる形でインスタを投稿。「今日はオリックスとの試合でした。本当にやりづらいゲームでしたけど自分の中でしっかりと気持ちを持ってマウンドに上がりました。マウンドに上がるとき沢山のブーイングも覚悟しましたけど、オリックスファンの温かい拍手はすごく心に響きました」と綴った。

 さらに、オリックス時代に優勝ができなかったことを「申し訳ない気持ちでした」としつつ、「自分がチームを抜けて全体的に若いチームになりましたが、これから立派にやってくれる最高で自慢の後輩でしかありません。オリックスが優勝出来ることをこっそりと応援したいと思います」と古巣に“エール”。そして、小さな文字で「これからシーズン始まるけど、出来るんであればオリックスも阪神両方とも応援よろしくお願いします」(原文ママ)とも記している。

 ハッシュタグでは「#10年間ありがとうございます」「#来週からシーズン」「#お互い切磋琢磨できる存在で」と添えた西。ファンは「応援しています」「西くん、これからはタイガースでたくさん頑張ってください!」「自分らしく西くんらしくいいピッチングしてくださいね」「楽しいインスタばかりだったのが、今日は真面目な内容で 感動しました」「頑張ってください。どこの球団にいても西投手を応援してます!!」などとコメント。「日本シリーズ関西ダービーになりますように」と“頂上決戦”での激突を望む声もあった。(Full-Count編集部)

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