複合商業施設事業などを手掛けるアカツキライブエンターテインメント(東京都)は15日、横浜駅東口に複合型エンターテインメント施設「アソビル」(横浜市西区)をオープンさせる。横浜中央郵便局別館をリノベーションし、「遊べる駅近ビル」をコンセプトにさまざまな体験型コンテンツを各フロアで展開する。
2階の体験イベントフロアには、ソーシャルゲーム開発を行うカヤック(鎌倉市)とコラボレーションし「うんこ」をテーマにオブジェなどを展示する「うんこミュージアム YOKOHAMA(よこはま)」などが入るほか、脱出ゲームなどのアトラクションが定期的に入れ替わる。3階は国内最大級のハンドメイド体験フロアで、20ジャンル以上のものづくりワークショップが楽しめる。
1階では崎陽軒の「シウマイBAR」や「野毛焼きそばセンターまるき」など横浜の人気飲食店を中心に18店が出店。地下1階にはバーラウンジを設置した。
アカツキライブエンターテインメントの香田哲朗代表取締役CEOは「最新の技術を使って、大人の感性を刺激するような遊び場を提供する。リアルな体験でしか得られない価値を感じてほしい」と話した。
同施設が立地する場所は再開発予定地域に含まれているため、暫定的な営業となるが、最低でも3年間の営業を予定している。