河合郁人が辰巳雄大との初デュエット&先輩の役名に大興奮!

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A.B.C-Zの河合郁人が初の単独主演を務める舞台「トリッパー遊園地」が現在上演中。ジャニーズJr.時代から約20年の付き合いがあり、一時は同居していたこともあるという、ふぉ~ゆ~の辰巳雄大との共演も話題を呼んでいる。

本作は、遊園地で働く人たちが繰り広げる時空を超えたヒューマン・ファンタジー。すたれた老舗遊園地の経営改革に乗り出す社長・山ノ内マサヒロ(河合)は、ある日、2019年の現在から戦時中の1944年にタイムトリップしてしまう。そこでは、経営者のマツジ(渋谷天笑)と妻のユキ(純名里沙)、マツジの弟・ショウヘイ(辰巳)らが、統制が厳しい戦時中でも遊園地を守ろうとしていた。マサヒロはそこで、自分に瓜二つの親戚・山ノ内正彦として生きることに。そんな中、ショウヘイにも赤紙が届いて…。

戦時中だからこそ明るく、強く、遊園地という場所を、そして大切な家族や仲間を守ろうとする人たちの熱い思いがさまざまに交錯する本作において、河合は、戦争の理不尽さを目の当たりにして戸惑いながらも、持ち前の陽気さで過去の人たちと交流していくマサヒロを好演。端正で、心地よい強さを含んだ声は耳に真っすぐに届いてくる。アドリブを駆使しながらのコミカルな芝居には笑い声が響いた。一方、辰巳は生真面目な青年を熱演。凛々しく、きびきびとした立ち振る舞いは兵士さながら。好対照で相容れない2人は、たびたびぶつかり合うシーンも。そんな2人が遊園地を守る中で少しずつ距離を縮めていく様子はほほ笑ましく、刹那の“男の友情”に心を揺さぶられる。特に、2人が遊園地で披露するショータイムは格別! 白のシルクハットにタキシードのマサヒロ、同じスタイルで黒のショウヘイ。息の合ったダンスやデュエットは、子どもの頃から共に歩み、切磋琢磨してきた河合と辰巳にしかできないだろう。

会見でも、お互いに「安心感がある」と絶賛し合った2人。初めてのデュエット曲に「A.B.C-Zとふぉ~ゆ~で一緒に踊ることはあるけど2人は初めて。すっごく気持ちいい」と高揚気味の河合に、「ハモれるのはカラオケぐらいだと思っていたので(笑)、うれしかった」と辰巳も満足げで、「“修二と彰”のように“マサヒロとショウヘイ”で舞台から飛び出そう!」と張り切った。また、河合は「“ジャニーズ大好きジャニーズ”としては、中居正広さんと松岡昌宏さんの“マサヒロ”、漢字は違いますが近藤真彦さんの“正彦”という二つの名前を演じられるのもすごくうれしい!」と大興奮。辰巳は「(劇中で名前を)呼び捨てにしてすみません!(笑)」と先輩に対してフォローしていた。終始仲良く、名コンビぶりを発揮した2人を共演者の榎木孝明や純名、いしのようこらも「すごく頼もしい!」と称賛。初座長の河合を辰巳が支えながら、幼なじみの2人が今、舞台を引っ張っている。

なお、同作は東京公演が終了し、3月30日に岐阜、3月31日に愛知、4月3~7日に大阪で上演される。

取材・文/四戸咲子