ベイ上茶谷、開幕へ最終登板 26日に2軍戦

 開幕ローテーション入りが決定的なベイスターズのドラフト1位・上茶谷が開幕前最後の実戦に臨む。26日の2軍西武戦で登板予定の右腕は25日、キャッチボールや打撃練習などで約2時間半の調整。「自分の持ち味を出していい形で終わりたい」と意気込んだ。

 西武戦では先発して4回を投げる予定で、球数は5、60球をイメージしている。16日のソフトバンクとのオープン戦では4失点を喫したこともあり、「不安を残したくないので、無失点に抑えられれば」と万全の状態で開幕を迎えたい。

 23日には東洋大の卒業式に出席し、同じプロの道に進んだ甲斐野(ソフトバンク)、梅津(中日)らと近況を報告し合った。開幕2カード目となるヤクルト3連戦での初登板が有力視されているが、東都大学リーグで活躍した22歳は「観客も入ると思うし、ファンの声援が自分の力になる。(神宮球場は)今はまだホームという感じなので、もし投げるのならば出せるものを出したい」と地の利を生かすつもりだ。

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