差別的ツイートで公認取り消し 立民の神奈川県議選候補

 神奈川県議選の公認候補予定者が過去にSNS(会員制交流サイト)上でヘイトスピーチを繰り広げていたとして、立憲民主党県連は26日、横浜市戸塚区選挙区に出馬予定だった新人の自営業、飯田強氏(43)の公認取り消しを発表した。飯田氏は出馬も取りやめる。

 外部からの指摘で、数年前からツイッター上で韓国人をおとしめる書き込みをしていたことなどが発覚した。飯田氏は「若気の至りだった」などと認め、謝罪しているという。

 県連の青柳陽一郎幹事長(衆院6区)は候補者選定の過程で確認が不十分だったとし、「県連としても責任を痛感している。今後はより慎重かつ適切な手続きで選定を進めたい」としている。

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