女性候補総定数1割か 県議選、16市町村議選

 統一地方選の県議選、16市町村議選で、女性の立候補予定者が計36人となり、総定数の1割程度にとどまる見込みであることが26日、宮崎日日新聞のまとめで分かった。候補者の男女比をできる限り均等にするよう求める法律が昨年成立したが、男女差の解消には程遠いのが現状。家庭生活との両立などが「壁」となっており、専門家は「男性が気付かない視点や意見を見落とす可能性があり、ひいては市民生活にも影響する」と指摘する。

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