29日に迎えるシーズン開幕を前に、ベイスターズの選手らが26日、鎌倉市の鶴岡八幡宮で必勝祈願した。約1400人のファンが見守る中、南場智子オーナーやラミレス監督、主将の筒香らが1998年以来の日本一へ誓いを立てた。
ラミレス監督は「90wins(90勝)」と目標を書いた絵馬を奉納。雨の中、集まったファンに向けて「セ・リーグで優勝し、クライマックスシリーズ(CS)を勝ち抜いて、日本一を目指します」と約束した。筒香は「いよいよスタートするという引き締まった気持ち。いいシーズンだったと振り返ることができるように、いいスタートを切りたい」と表情を引き締めた。
開幕戦は横浜スタジアムで中日と戦う。指揮官は「ことしは球団創設70年目の記念の年。優勝を長年待ち望んでいるファンの期待に応えたい」と気持ちを新たにした様子。「最初の1カ月が一番重要で、最低5割以上の安定した戦いができれば上位と優勝を狙える」と長いシーズンを見据えていた。