交通ルール守ってね 新1年生に黄色いワッペン

 みずほフィナンシャルグループ、損保ジャパン日本興亜、明治安田生命、第一生命の4社は26日、長崎市尾上町の県警本部で、交通事故防止を願う「黄色いワッペン」を県内の新小学1年生の代表25人に贈った。

 黄色いワッペンは1965年に当時の富士銀行が始めた交通安全事業の一環で、今年で55回目。子どもたちに目立つものを着けさせ、交通事故から身を守るのが狙いで、県内では約1万2千人に配布する。

 式では、第一生命長崎支社の金井和義支店長が「毎日ワッペンを着け交通ルールを守り、交通事故に遭わないようにしてください」とあいさつ。式後、県警そばで交通指導もあり、左腕にワッペンを着け、ランドセルを背負った子どもたちが警察官と一緒に手を挙げて横断歩道を渡った。

 石川蒼祐君(6)は「ワッペンをもらってうれしい。横断歩道では走らずに渡ります」と話した。

黄色いワッペンを着けて、横断歩道を渡る新1年生=長崎市尾上町

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